栃木県栃木市千塚町の法人様にて、大きなご神体を納める為の、特注お稲荷様(氏神様)を設計、設置させていただきました。
㈱天翔堂の岡崎です。
今回は、栃木県栃木市千塚町の法人様にて、大きなご神体を納める為の、特注お稲荷様(氏神様)を設計、設置させていただきました。
まずは、完成写真からです。





それでは、作業を順番にご説明いたします。
①基礎工事
どんなに立派なお稲荷様も、土台が軟弱であったり、わずかでも傾いていたりすれば、時間の経過とともにズレなどの原因になってしまいます。
まずは、しっかりと鉄筋を配し、十分な厚みを持たせた頑丈な「基礎コンクリート」を打設します。

根掘り→砕石搬入→転圧

鉄筋の取り付け

生コンクリート打設
生コンクリートは、0.5㎥ほどあり手練りでは時間がかかる為、近くの建材屋さんに頼みました。
コンクリートが完全に硬化した後、いよいよ最初の石(下台)を据え付けますが、ここで登場するのが「水平器(レベル)」です。
前後左右、どの角度から見ても寸分の狂いもない「完璧な水平」が出ているか、職人の目で何度も細かく確認しながら位置を微調整していきます。
この段階での妥協が、最上部では大きな傾きとなって現れてしまうため、特に念入りに作業を進めていきます。


石材用コーキングは、接着剤として使い、目地材としても使います。

もう1種類の接着剤も使っています。
こちらは、2種類を混ぜ合わせるタイプで、ガチガチに固まるタイプです。


これで、台座の取り付けができました。
次は、本体の取り付けです。

本体は、中心に取り付けます。
測り出しをして、台座と同じように接着剤を塗っていきます。

本体は、真ん中がえぐれています。
石屋さんはホゾ加工とか、オウ入れなどと言います。
接着剤だけでは不安ですので、こうしておけば石がズレる心配がありませね。

ご神体が入る部分になります。
内寸は、30㎝×30㎝×56㎝ です。

正面の開口部は、幅32㎝×縦35.5㎝ になります。
ただ、扉が付くので幅はもう少し小さくなります。
細心の注意を払いながら、取り付けをしていきます。
何気なく作業をしていますが、クレーンの操作は実は繊細さが求められるています。

笠部分にも、加工がされています。

ホゾに笠がはまった時は、特に安堵感が大きいです。

扉が付くと、開口部は幅25㎝ほどです。


扉は、取っ手が付いています。
これは、削り出したもので、後から付けたものではないです。
扉と扉が重なる部分も、正面から見た時に隙間がなるべく見えないように加工しました。
ストッパーも付いています。

屋根には、磨きがあり雨で汚れなどすぐに落ちるように工夫されていますが、瓦にも見えるように彫刻が入っています。

屋根のサイドは、屋根が3段に見えるように、また上と下を磨いてデザインを工夫いたしました。
真ん中の丸い部分も特徴的です。

ここにも彫刻が入っています。

今日はブログをみてくださり、ありがとうございました。
木製のお稲荷様(氏神様)が経年劣化してしまったので、石製のお稲荷様に建てかえる事例が増えております。
石製のお稲荷様は、木製のお稲荷様より、比較的小さいものが多く。
その時に、ご神体が入るかどうか、皆さまその部分が一番気になっているようです。
今回は、ご神体自体がとても大きかったため、特注の設計となりました。
まずは、ご神体の大きさを見てもらって、お稲荷様の大きさを決めていただければと思います。
石宮施工の現地計測、お見積り、設計、ご提案は全て無料です。
≪氏神様 お稲荷様 専門店≫
株式会社 天翔堂(てんしょうどう) 店長 岡﨑 輝行
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