千葉県印西市宗甫にて、白御影石 氏神様.お稲荷様1.6尺の標準型、 1.6尺標準型の台座の取り付け工事をさせていただきました。
白御影石のお稲荷様を設置しました|石の祠(氏神様.お稲荷様)
こんにちは、氏神専門店 天翔堂です。
今回は、千葉県印西市にて白御影石製のお稲荷様を新たに設置させていただいた施工事例をご紹介します。
1.6尺の標準型のセット(お社本体と台座)になります。
お施主様の「ご自宅の守り神として、末永く祀りたい」という想いを受け、私たち職人一同、心を込めて取り組ませていただきました。
まずは、完成写真からどうぞ。




工事の流れとこだわり
① 基礎づくり:祠の“足元”を整える
まずは、祠を安定して支えるための基礎工事からスタート。
砕石を敷き詰め、地盤をしっかりと締め固めた上で、水平器を使って精密にレベルを調整します。この工程は、見えない部分ながらも最も重要。
祠が傾かず、長年にわたって美しく佇み続けるための土台です。



② 台座の設置
次に、白御影石の台座を据え付けます。
石材同士の接合部には専用の接着剤を使用しています。



③ 本体の組み上げ
柱、屋根、などの各パーツを一つひとつ丁寧に設置。
雨で塗れた設置面は、ブロワーで乾かしてから設置しました。
写真を見ていただくと、彫り込んだ部分がありますがこの設計は弊社が独自で設計しております。
高さのあるご神体でも置けるように、加工を工夫してあります。


屋根の下場にも、彫り込みがあり空間をかせいでいます。
一般的な石材店では、既製品を展示販売しているだけですが、弊社では独自に設計しております。

④ 最終仕上げ
設置が完了したら、全体を丁寧に拭き上げて仕上げ。
石の表面に付着した粉塵や接着剤の跡を取り除き、清らかな祠としての姿に整えます。
最後にお施主様と一緒に最終確認を行い、「これで安心して神様をお迎えできます」とのお言葉をいただきました。

この日の天気は雨模様、延期と思われましたが、大安という事もあり、必ず来てほしいとのご要望でした。
到着してから、しばらくして小雨が降ってきたのですが、持ってきたテントを張り何とか作業終了。
お施主様も、大変な日によく来てくれたと感謝のお言葉をいただきました。
とにかく、一刻も早く神様の居場所を作りたかったという事でしたので、帰りも遅くなりましたが、お客様が喜んでくれて良かったです。
🧱 白御影石の魅力とは
白御影石は、耐久性に優れ、風雨にさらされても劣化しにくく、年月を経てもその美しさを保ちます。
その清らかな白さは、神聖な空間にふさわしく、祠や神社の石造物に多く用いられています。
職人の手によって丁寧に加工され、祠としての品格を備えた仕上がりとなりました。
🙏 お稲荷様を祀るということ
お稲荷様は、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などを司る神様として、古くから日本各地で信仰されています。
今回の設置は、お施主様のご自宅敷地内にて行われ、「ご自宅の守り神として、家族を見守っていただきたい」という願いが込められていました。
祠を通じて神様と人とのつながりを形にすることは、私たちにとっても大きな責任であり、誇りでもあります。石に魂を込める——そんな気持ちで、ひとつひとつの工程に向き合いました。
✨ まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
今回の白御影石のお稲荷様設置工事は、伝統と技術、そしてお施主様の想いがひとつになった素晴らしい現場でした。
私たち天翔堂は、これからも「祀る心」を大切に、石造物を通じて地域の信仰と文化を支えてまいります。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。現地調査から設計、施工まで、心を込めてお手伝いさせていただきます。
石宮施工の現地計測、お見積り、設計、ご提案は全て無料です。
≪氏神様 お稲荷様 専門店≫
株式会社 天翔堂(てんしょうどう) 店長 岡﨑 輝行
群馬県高崎市菅谷町20-1
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