群馬県高崎市金古町にて、2尺氏神さま.お稲荷様と2尺延長タイプの台座の取り付け工事をさせていただきました。
群馬県高崎市金古町にて、2尺氏神さま.お稲荷様と2尺延長タイプの台座の取り付け工事をさせていただきました。
氏神様・お稲荷様の社建立
—— 石を据えるということは “想い” を据えること ——
今回は、個人宅のお庭に 氏神様・お稲荷様の石の社 を建立させていただいた現場の記録です。
石を扱う仕事をしていると、ただの施工ではなく “神さまを迎える場づくり” という、どこか背筋の伸びる仕事があります。
今回はまさに、そんな現場でした。
まずは、完成写真から、どうぞ!





■ 1. 地盤ならしから始まる「仕事の基礎」
まずは設置場所の地盤を確認。
だいぶ、地盤のしまっている場所ですが、穴を掘り、砕石を搬入して機械で地盤を固めていきます。
石は重いので、念入りに地盤づくりをしていきます。

「ここはしっかりやらないと後で恥をかくぞ」
自分にそう言い聞かせながら転圧。
地味ですが、職人仕事はこういうところで差が出ます。
■ 2. 台座の据え付け —— 石の表情に耳を澄ませる
一段目の台座を据えるときは、石が“どこで落ち着きたいか”を感じながら位置決め。



セメントと砂と水を混ぜて、モルタルにします。
モルタルの上に台を設置して終わりましたら、お昼休憩です。
1時間ほどでセメントが固くなってきますので、一段目が終わってお昼休憩の流れが理想ですね。
■ 3. 台を積み上げる —— 地味だけど大切な作業
今回の台座は、延長タイプで1つ1つはいつもより大きくて重たいです。




5段になっておりますので、お昼休憩後はどんどん積み上げていきます。
とても地味です大切な作業で、1つ1つ水平を見て角を合わせていきます。
■ 4. 屋根の取り付け —— 今日の現場の“山場”
そして今日一番の難所、石屋根の取り付け。



この屋根がとにかく重い。
腰に気を使いながら、慎重にダボ穴へ合わせていきます。
「ちょっと右! せーの! ……よし、入った!」
重い石がスッと収まった瞬間、
周囲の空気が変わるような、そんな静かな重みを感じました。
■ 5. 仕上げと化粧砂利 —— 神さまを迎える場所へ
仕上げに白砕石を敷き込み、清らかな空間に整えます。

石の社が地面に根を張ったような、凛とした佇まいに。
お施主様にも喜んでいただき、ほっと胸を撫でおろしました。
■ 最後に
石を据える仕事は、ただ置くだけではありません。
「ここでご家族を守っていく存在を迎える」という、
職人として特別な気持ちで臨んだ現場でした。
今回も良い仕事をさせていただき、感謝です。
ブログを見てくださり本当に、ありがとうございます。
たくさんの石材店がありますが、私ども天翔堂も創意工夫、こだわりをもって一生懸命、石のお宮(氏神様、お稲荷様)を建てさせてもらっています。
少しでも皆様のお役にたてれば幸いです。ご質問等ございましたら、お電話やメールで受け付けております。
フリーダイヤルは 0120-027-375
メールは info@tensyodou.com お間違いのないよう、よろしくお願いいたします。

先日、フラワーパークに行く途中でカカシを発見!
家族で、カカシになりきってみました!それでは!



